ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース1

展示サロン入り口からの様子

1806年4月24日
慈善学校レツィオーニ・カリタテーヴォリ Lezioni Caritatevoli における、入学試験のマイルによる口頭試問の内容。
受験生たちの評価の中にガエターノ・ドニゼッティに関するものもある。

ベルガモの慈善協会 Congregazione di
Carità 所有
色鉛筆で描かれたアントーニオ・ゴンザレス(1764-1830)の肖像画

サンタ・マリーア・マッジョーレ教会の
オルガン奏者で、慈善学校のチェンバロの先生
ジョヴァンニ・バッティスタ・クロッタ作
ベルナルディーノ・ザネッティ所有
色鉛筆で描かれたフランチェスコ・サラーリ(1751-1828)の肖像画

慈善学校の歌の先生で、ドニゼッティの師の一人。
ジョヴァンニ・バッティスタ・クロッタ作

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ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース2

展示ケース 2
許可申請書
1814年1月27日(オリジナルの手書き)

カーニヴァルのシーズンのために、ベルガモのソチエタ劇場で準主役のバッソ・ブッフォ(おどけ役)を1名探していた。
ドニゼッティは雇用されたが、学生であるために許可を求めなければならなかった。

ベルガモの慈善協会 Congregazione di
Carità 所有
オーストリアのマリーア・ルイーザとナポレオンの婚姻を祝うために、マイルがジョヴァンニ・バッティスタ・カッラーラ・
スピネッリの詞に曲を付けたカンタータの一部。
手書きの楽譜、ドニゼッティのサインがある。

このカンタータは1810年5月10日の夜、
ベルガモのソチエタ劇場で演奏された。
ドニゼッティは合唱のコントラルトの
パートを歌った。

ベルガモの市立図書館アンジェロ・マーイ所有
ピアノのための「パストラーレ」
1813年ドニゼッティ作曲。手書きのオリジナルの楽譜。

ドニゼッティの最初の作品の一つで、おそらくクリスマスのプレゼーピオのために書かれた作品。
ベルガモの市立図書館アンジェロ・マーイ所有
 父アンドレーア・ドニゼッティが1808年
10月に息子ガエターノの名前で出した請願状。
オリジナル。

ドニゼッティの父は、ガエターノが声の点で資質が少し欠けていたことから、音楽学校より特別待遇を失わないよう、チェンバロの勉強をせめて続けることができるように請願した。
ベルガモの慈善協会 Congregazione di
Carità 所有

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ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース3

サロン内 1つ目の展示ケース 裏側から見た様子 
ビアージョ・マルティーニ(1761-1840)作
ドニゼッティの肖像画。水彩。
1815年、ボローニャ。
ルイージ・ラーディチ所有
1815年10月28日
マイルによる奨学金の申請書

手書きのオリジナルの資料。

マイルは、ドニゼッティが対位法とフーガを、マッテーイ神父のもとで勉強するためにボローニャに行くことを望んでいた。
ベルガモの何人かの学術保護者のもとから資金を集めたのだが、十分ではなかった。
そのことでマイルは慈善協会に補助金を求めた。

ベルガモの慈善協会 Congregazione di
Carità 所有

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ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース4

展示ケース 4
ドニゼッティ作曲。
手書きのオリジナルの楽譜。

ボローニャのフィラルモーニコ学校における、ドニゼッティの対位法の勉強に関する教材。
所有者不明。
ドニゼッティ作曲
「こだまの歌 Canzonetta con l’eco」

手書きのオリジナルの楽譜。
1817年8月27日、ボローニャ。

室内用の声楽作品で、おそらくボローニャの誰か音楽愛好家のために書かれた曲。
所有者不明。
ドニゼッティ作曲「シンフォニア」ハ長調
手書きのオリジナルの楽譜。
1816年11月24日、ボローニャ。

ランベルティーニの館で行われていた集りの、日曜コンサートのために書かれた作品。ドニゼッティが滞在していた先のトンマーゾ・マルケージが指揮をした。
所有者不明。

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ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース5

展示ケース5
印刷されたバルトロメーオ・メレッリに
よる台本
《小さな名辻音楽師たち I piccoli virtuosi
ambulanti》
学生時分からドニゼッティは、マイルが
学校の年度末の修了コンサートとして作曲し、オーガナイズした喜劇作品の中で歌っていたが、勉強を終えた今、駆け出しの
作曲家として、この作品に参加している。
所有者不明。
3声のための「キリエ Kyrie」
ドニゼッティ作曲
手書きのオリジナルの楽譜、1820年
作曲?

ボローニャの勉強を終えて戻ったドニゼッティはベルガモのサンタ・マリーア・マッジョーレ教会や他の教会のために、たくさんの典礼用の曲を作った。
ベルガモの慈善協会 Congregazione di
Carità 所有。 
ドニゼッティ作曲「クレード Credo」
手書きのオリジナルの楽譜、1820年
10月18日。

アントーニオ・クワレンギと、彼を通して知り合った有名なテノールのジュゼッペ・ヴェガノーニの避暑地のアルメンノで作曲された。
ベルガモの慈善協会 Congregazione di
Carità 所有。

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ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース6

展示ケース6
ヴァイオリンとピアノのための6つの
変奏曲の表紙
ヴァイオリンとピアノのための6つの
変奏曲
ドニゼッティ作曲
手書きのオリジナルの楽譜

この作品は、ベルガモの貴族で音楽愛好家のゼネローニに献呈された。チッタ・アルタの彼の自宅で、しばしば「音楽の夕べ」のサロンが開催されていた。師マイルを通して、ドニゼッティもそのサロンに入ることが出来た。
ドニゼッティはゼネローニのサロン「音楽の夕べ」のために、一連の四重奏曲を作曲した。展示されているこの作品の楽譜の余白に、「しばしカッラーラ学校の生徒だったドニゼッティ」という描写がある。次のページにはジュディッタ・パガニーニという女性の名前が書かれている。おそらく、バイオリン奏者アンジェロの娘で、青年
ドニゼッティの最初の女性と思われる。
所有者:不明

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ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース8

展示ケース8
ラッファエーレ・ダウリア Raffaele D’Auria (1799 - 1859)画
ドニゼッティの肖像画 1824年?
石版画(ナポリ)

この肖像画は若きドニゼッティがナポリにおいて
名が知られたことを証ししている。
ジョヴァンニ・ビエッティより寄贈 (1934年)
アレッサンドロ・サンクイーリコ Alessandro Sanquirico (1777 – 1849)による舞台美術画
オペラ《キアーラとセラフィーナ Chiara e Serafina》の「荒廃した広間」
カラーの石版画(ミラノ)1825年

セミセーリオのオペラ《キアーラとセラフィーナ》の第一幕・第12-20景
1822年10月にミラノのスカラ座において初演された。
ヴィルテル・トスカニーニより寄贈(1951年)
アンドレーア・レオーネ・トットラ Andrea Leone Tottolaによる台本
《アルフレード〔アルフレッド〕大王 Alfredo il Grande》
印刷 Tipografia Flautina(ナポリ)1823年

ドニゼッティが1823年7月に、ナポリのサン・カルロ劇場でデビューしたオペラ・セーリア
寄贈者不明
バルトロメーオ・メレッリ Bartolomeo Merelliおよび
ヤコポ・フェッレッティJacopo Ferrettiによる台本
《グラナダのゾライデ》
ローマのプッチネッリ社による印刷 1824年 
1822年のカーニヴァルのシーズンに、ローマのアルジェンティーナ劇場でドニゼッティが
デビューし成功を収めたオペラのセコンド・バージョン
(1824年カーニヴァルのシーズンに上演)
寄贈者不明

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ドニゼッティ博物館ガイドブック(改装後) 展示ケース9

1822年 1845年

オペラ作曲家としてのキャリア期

 
アントーニオ・ベオルディ
Antonio Beordi 作
ドニゼッティの肖像画
石版画(ローマ)1827年

この肖像画は、ドニゼッティの師マイル
に献上された。

絵姿から、マイルの立派な弟子だと認識
でき、
ドニゼッティの成長の勢いが見て
取れる。

ローマのガブリエッラ・ロッカ・フラン
チーシより寄贈(1951年)
サルヴァドーレ・カンマラーノ
Salvadore Cammarano (1801 – 52) 作

「ナポリの海」
油絵

1834年に劇場詩人(台本作家)となる
前は、カンマラーノは画家であり、
舞台
美術家でもあった。彼の父親、ジュゼッペ
(1766 – 1850)は画家として
ひじょうに
有名で、ナポリの王立美術学校の教授を
務めていた。

ベルガモの市民銀行より寄贈(1988年)
ドメーニコ・ジラルドーニ
Domenico Gilardoni によるリブレット

オペラ《8ヵ月を2時間で Otto mesi in
due ore》

ナポリのシモニアーナ印刷所にて印刷

このオペラは、1827年の夏のシーズンに
おけるナポリの
ヌオーヴォ劇場のために、
ドニゼッティによって曲が付けられた。
ジョヴァンニ・シュミット
Giovanni Schmidt によるリブレット

オペラ《エルヴィーダ Elvida》
1826年、ナポリのフラウティーナ印刷所
にて印刷


1幕もののこのオペラ・セーリアは、
1826年7月6日に、ナポリのサン・カルロ
劇場での
ガラ公演のために、ドニゼッティ
によって作曲された。
この日は、女王の誕生日であった。
サルヴァドーレ・カンマラーノによる
リブレット

オペラ《カレーの包囲 L’assedio di
Calais》

1836年、ナポリのフラウティーナ印刷所
にて印刷


このオペラ・セーリアは、1836年11月
19日に、ナポリのサン・カルロ劇場での

ガラ公演のためにドニゼッティによって
作曲された。

この日は女王の聖名祝日であった。

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